痩せにくい人は誰しも経験したことのあるだろう「ダイエット」。
辞書には「健康または美容上、肥満を防ぐために食事を制限すること」なんて載ってるんです。
改めて読むと古傷がズキッと痛みそう…。
でも実際に「食事を制限」となると難しいですよね。
そんなことをしなくても、体質を改善すれば『ベルトをしないとズボンがズルッ!』なんて夢の体験ができるかも⁉︎
痩せにくい時期ってあるの?
食事制限に必ずと言っていいほどついて回る「停滞期」の3文字。
これを経験しない人はほとんどいないと思います。
(中にはずっとガンガン減りましたよという人もいると思いますが…)
この「停滞期」は、体の反応として当然のことなのです。
停滞期が起こるのは体質が原因とかではなく、人の体に元々備わっている機能が原因です。その名も『ホメオスタシス機能』。これが「痩せにくいと悩む人」にとって大きな壁です。
『どんな機能なの?』と聞きなれない言葉にちょっと引いちゃいますよね。分かりやすく言うと『体に起きた「急激な変化」を内部の状態を「一定に保つ」ことで「生存を維持」する機能』です。風邪を引いたときの免疫システムが分かりやすいですね。
この機能の働きで「停滞期」が来てしまい、体重が減らなくなってダイエットを挫折してしまうんです。
鍛えると体が変わる?
前述した停滞期が起こるのは急激な変化を体が感じるからですが、
それなら
『急激じゃなければ体も変化に気づかず、痩せにくいなんて感じなくて済むんじゃないか?』と思ったあなた!
そうです。その通りです(^^)b
お家である程度の広さ(布団1枚分くらい)があればできます。
それが『体を鍛える』です。
「食事制限はムリ!」
「家から出てウォーキングはイヤ!」
「見た目がムキムキになるのはちょっと…」
という、わがままな人(笑)にもオススメの鍛える方法が『体幹トレーニング』です。
よく耳にする「体幹」を鍛えて体質を変えていくんです。
体の芯を鍛える
体幹(体の幹)という言葉通り、体の表面ではなく内側にある筋肉です。
腹横筋(脇腹あたり)、多裂筋(背骨のところ)、僧帽筋(肩から肩甲骨にかけて)、骨盤底筋群(骨盤の底のほう)などがあります。
筋トレのように激しくするのではなく、ゆっくり使っていることを意識しながら無理をしないで行います。
この内側の筋肉を鍛えることで「痩せやすい体」を作っていけます。
体質改善の一歩
ここで体幹トレーニングをいくつかご紹介します。
「プランク」(板という意味です)
参考元:https://locari.jp/posts/56295
代表的なもので、まずうつ伏せになります。足は肩幅より少し狭いくらい広げ、肘を肩の真下に来るように置きます。先に前腕(肘から手まで)で上半身を持ち上げて、その後つま先を立てて腕とつま先だけで体を支えます。体が一直線になるように意識しましょう。意外にキツイので最初は一直線にならなくても、意識するだけでも違います。できたらそのまま10秒キープ。腕も足も体全体がプルプルしますが頑張ります。難しかったら5秒でもOK。まずはできるという自信をつけるのが大切です。10秒できたら10〜20秒休んでまた10秒。これを繰り返します。(10秒やる→休むで1セット)「3セットを1日に2回」とか、できる範囲で目標回数を決めるといいと思います。(私は「とりあえず1日に3セットを1回以上する」とゆるーく設定しています。)
「ヒップリフト」(おしりを上げる)
参考元:http://酵素ダイエットwp.com/column/article/1190/
これは腰から下の筋肉を鍛えることができます。仰向けになり、膝を90度に曲げて腕は体の横に置きます。おしりを持ち上げて肩と足で支えます。この時も一直線になるように意識して、お腹側に反らないようにしましょう。この状態から更に片足を上げて伸ばします。肩から伸ばした足まで一直線です。こちらも10秒上げて下ろし、左右を変えてまた足を上げます。最初は左右5回ずつを1セットとして、1日に3セットくらいから始めると、無理なく続けられると思います。
「腕回し」
参考元:http://vokka.jp/4324
これは私が独自にやっているので、鍛えることができているかはわかりません。でも肩は楽になります。まず体の前後に障害物が無いか確認します。肩幅に足を開いて立ち、腕を前から後ろに回します。泳ぐときのように左右の腕が交互に、前と後ろになるようにします。肩甲骨が動くように意識して回しましょう。何回かグルグル回したら、今度は後ろから前へ回します。肩のコリが取れるので血の巡りが良くなり、体質改善に繋がります。
体と心とバランス
停滞期から体幹まで色々とご紹介しました。何にでも言えることかもしれないですが、続けられるかどうかが大事なことだと思います。
ダイエットは停滞期の間も継続できるか、体幹トレーニングも無理なく毎日できるのかが重要ですよね。
無理をして色々なバランスが崩れたら、また最初に戻ってしまいます。
そうならないように無理なくバランスよくするように心がけていきましょう。
私は体幹トレーニングを始めてから、ズボン(若者はパンツって言いますけど、どうしても文字にすると抵抗が…)がゆるくなりました。
背中のお肉も減ったようです。ズボンがゆるくなってから、なぜか食べる量も減ったんですよね。
間食もほとんどなくなり、自然と体質改善に繋がりました。
今回紹介した体幹トレーニングですが、腰痛や関節痛などがある人は絶対に無理をしないで下さい。
鍛えるどころか体の痛みが悪化してしまいます。
「痩せにくい」が悩みでも、体を壊しては何の意味もありません。
お医者さんから運動制限をされてる人は尚更です。
ご自愛ください^^
最後までありがとうございました。