生まれつき疲れやすい体質ってあるよね!?改善することはできる?


何をするにも思い返せばなんだかいつも疲れやすい気がする!

『子供の時から朝が苦手ですぐ疲れる』、『人より体力がないと感じることが多い』などの悩みはありませんか?

これらの症状がある方は生まれつき疲れやすい体質なのかもしれません。
ただ、疲れやすいというだけではなかなかハッキリとした改善方法を見つけることは難しですよね。

実は私も小学生の頃は朝が苦手でよく遅刻していた上、食べ物の好き嫌いが多くて思い返せばよく風邪を引いては家で寝ていたイメージがあります。
大人になった今、簡単に会社を休むことはできないので辛い時も多いですよね(^^;)

そこで、私のような悩みがある方に少しでも症状を軽くできればと思い、私の持っている知識をご紹介したい思います。

疲れやすい体質(虚弱体質)の症状って?

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すぐに疲れが出る、朝からスッキリせず元気がない日が多いなどの症状を、一般的には『虚弱体質』と言います。
子供の頃によく言われたこともありませんか?まさに体が弱い体質のことです。

虚弱体質は主に…

  • 胃腸が弱く、便秘や下痢になることが多い
  • 呼吸器官が弱くて、風邪をひきやすい
  • 貧血気味
  • ストレスを溜めやすい

などの症状が挙げられます。

体質と言われると親からの遺伝や生まれ持ったものと決めつけられがちですが、大人になってから食生活などが原因で虚弱体質になってしまうこともあります。

子供の時は元気だったのにという方は生まれつきではありませんが、そんな疲れやすい体質を持っていたのかもしれません。

疲れやすい体質に原因ってあるの?

疲れやすい体質『虚弱体質』は、実際には正式な病名ではありません。
あくまでも体が弱い、という体質です。

主な原因は3つあります。

  • 運動不足による筋力低下
  • 偏った食生活
  • 不規則な生活週間

<運動不足による筋力低下>

1日のエネルギーを消費するには、適度な運動が必要ですよね?

ちなみに、一日に使うエネルギーはこのような割合です。

・基礎代謝(約60~70%)
・活動による代謝(約20~30%)
・食事中による代謝(約10%)

意識していなくても、1日生活しているだけでもエネルギーはもちろん消費されます。

エネルギーを得るために必要なのがカロリーです。

1日に必要なエネルギー量より多くカロリーを摂取してしまうと太ってしまうという事です。

ホントにざっくりですが、自分の体重×30をすると一日に必要なカロリーが分かります。
身長の違いはありますが30代40代は50~55kgが平均と言われていますので、
50×30=1500カロリーということですね。

これがなかなか意識してとなると…(^^;)

代謝には個人差もありますし、年齢により低下するものです。
健康も含めて女性も意識して運動する必要があるでしょう。

また、運動する習慣がないと筋力も衰えるので身体は無理をしている状態になるためすぐに疲れを感じてしまうんです。

<偏った食生活>

身体のエネルギー源は食べ物などに含まれる栄養から作られています。
好き嫌いがあり、お肉ばかり食べていたり、ダイエットで極端に食事制限をしたりなど、偏った食事ではうまく身体にエネルギーを蓄えることができません。

水が苦手で砂糖などが多くふくまれているジュースやお酒なども疲れやすい原因です。

<不規則な生活週間>

1日の疲れを取るために最も重要なのは睡眠です。

寝不足や夜型の人は体にその日の疲れが残ってしまい、それが続くと疲れは蓄積され疲れやすい体質になってしまうのです。次の日脳と体をしっかり働かせるためにも睡眠は一番有効です。
理想的な睡眠は8時間です。
特に22時から2時まではゴールデンタイムといわれ、体に大事な成分を活発に作り出す時間帯と言われています。難しいとは思いますが、意識することから始めたいですね。

★これらの原因は生まれつきというよりも大人になってからの虚弱体質ですが、子供の時からもゲームや塾などの影響で夜更かししがちだったなど、似たようなことが原因で体質が疲れやすい身体に出来てしまっている可能性もあるようです。

体のどこかが悪いわけではないので、病院でも明確な治療薬は出ません。
なので、自分の私生活を見直すことが症状を抑える近道になります。

疲れやすい体質って改善することはできるの?

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疲れやすい体質(虚弱体質)かもしれないと悩んでいる方へいくつか改善方法をご紹介します。

<生活習慣の見直し>
主な原因は生活習慣から作られていることがあるためその大部分の改善が必要です。

しっかりとバランスの取れた食事、例えば朝はしっかりと炭水化物、野菜とフルーツを取った後、会社に出勤するやお休みであれば軽いウォーキングなど運動することを心がけます。

夜は、ゴールデンタイムと呼ばれる10時就寝を目指して1日のスケジュールを立てるといいでしょう。

1日のうちに最低2リットルのお水を飲むと体の中の老廃物などを排出するシステムが作られやすいため、健康的な体づくりにも繋がります。

<漢方>

漢方は長い期間かけて、体に負担をかけずに治せる治療薬です。
様々な症状で専門の医師が的確な薬を処方してくれるため、大幅な体質改善が望めます。

疲れやすい(虚弱体質)の症状として胃腸系に症状が出やすい場合もあるため、なかなか私生活を見直しただけだと少ししか良くならなかったなどもあるかもしれませんが漢方と併用してなら少しずつ身体の中から改善できます。

私の場合は、胃腸からくる風邪をひくことが多かったため漢方を飲んでいました。
苦くていやでしたが熱がれる方が辛いため半年くらい飲み続けました。
お風呂にもしっかり首まで浸かり体を温めるなどもいいと言われていたので夏も少しですが毎日湯船に浸かっていました。

今では好き嫌いもほぼなくなり、規則正しい生活を心がけています。

精神的に弱くて、疲れやすいなどの場合はセラピーなどの心理療法も効果があるかもしれません。
生まれつきや、子どものときから疲れやすいと悩んでいた方もこれらの方法で少しでも改善されるといいですね。

疲れやすい体質、終わりに…

疲れやすい体質(虚弱体質)は以外と身近なところに原因があることが多いです。
とにかく大事なことは規則正しい生活を意識するということに尽きるかもしれません。
が、私は生まれつき疲れやすいからと諦めるより、いろんな方法を試して自分にあったスタイルを見つけましょう。きっと今より挑戦できる人生の幅も広がります。