女性にはなくてはならないホルモン!毛深い原因はエストロゲンの減少にあった!?


女性にとって毛深いって嫌なことですよね。

ムダ毛処理のためには、お金も時間もかかります。

肌を露出する夏場は、人にジロジロ見られれば『毛深いからかな?』『きちんとお手入れできてない?』と不安になりますよね。

毛深くなるかどうかには遺伝が大きく関わりますが、遺伝以外にも「エストロゲン」というホルモンが関わっていることがわかっています。

エストロゲンが減少すると毛深くなるだけでなく、女性として生きていくのが辛くなってしまいます!

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今回は自分の努力で、毛深さを変えていける方法をご紹介します。

【エストロゲンって何?】

毛深さに関係があるホルモンといっても、『そもそもエストロゲンてどんなホルモンなの?』って思いますよね。

(私もよく知りませんでしたが、とにかくレディと呼ばれるためには絶対に必要なホルモンだという事です!)

女性ホルモンの一つで「美人ホルモン」と言われるほど、女性にとってなくてはならないホルモンなんです。

女性らしい丸みを帯びた体型を作ってくれるうえに、髪にツヤを与えて肌も美しく整えてくれます。

そしてなんと、骨からカルシウムが溶け出さないようにして、骨密度を維持する働きまであるんですよ!

エストロゲンってスゴいですね~。

エストロゲンには生命誕生に関する、もっと大事な働きがあります。

もう一つの女性ホルモン「プロゲステロン」と一緒に、上手くバランスを取りながら月経の周期や妊娠、出産にも深く関わっています。

女性ホルモンという名ですが、エストロゲンは男性にもあります。

ただ女性に比べて分泌量がかなり少ないんです。

なので丸みのないガッチリとした、男性らしい体格になるようです。

そして「男性ホルモン」も分泌量が少ないですが女性にもあります。

不思議なのが男性ホルモンは体毛を濃くしますが、頭髪に関しては男性ホルモンは薄くしてしまう元になってしまうのです!

【エストロゲンと毛深いこと】

「毛深い」ことと美人ホルモン「エストロゲン」にどんな関係が?と思ったそこのあなた。

なんとエストロゲンには体毛を薄くする働きがあるんです。

閉経後にヒゲが生えてきたりする女性がよくいますよね。

エストロゲンは更年期頃(閉経する時期と重なります)になると分泌量が減ります。

卵胞(卵子)の数が減ってしまうので、エストロゲンの分泌量も減っていってしまうんです。

これによって自律神経を乱してしまい、動悸・のぼせ・いらだち・ウツ状態になり、更年期障害と呼ばれるようになります。

 

『なんで更年期障害の話なんか?』と思うかもしれませんが、女性は必ず通る道です。

エストロゲンが体毛を薄くしてくれるということは、エストロゲンの分泌量が減れば、毛深くなるということです。

実際、上記のように「ヒゲが生えてきたりする女性」がいるわけです。(私の母はバッチリ更年期障害になり、今はたまにヒゲのお手入れをしています。)なので「エストロゲン減少=毛深い」となるわけです。

【なぜエストロゲンは減少するの?】

お若い方はそれなら更年期前に毛深いのはなぜ?と思いますよね。

単純に両親や祖父母からの遺伝の場合と、ストレスなどのホルモンバランスの乱れで、女性の中の男性ホルモンが活性化してしまい、毛深く濃くなってしまう場合です。

特に専業主婦の女性は、家事・育児・夫の無関心・嫁姑問題など、ストレスの元が盛りだくさんです。

働いている女性も、上司の嫌味・仕事でのミス・ふわふわした後輩・家に帰れば家事育児と、こちらもストレスのオンパレードです。

(未婚で母にご飯作ってもらってるダメな私が、ストレスの原因を書いてるだけでイライラッとしてしまうくらいです。)さぞかし当事者は、イライライライラしていることでしょう(笑)

しかもそれが毎日休みなしで続くんですから、ホルモンバランスも崩れて毛深い事態になりますよね。

 

しかし、ストレスだけがエストロゲンを減少させてしまう訳ではありません。

百害あって一利なしで有名な「喫煙」です。

最近になって喫煙が男性ホルモンを増やす原因になっていると、わかってきたそうです。

体毛が濃くなる以外に、筋肉もつきやすくなるので、女性らしい丸みのある体型も失ってしまいます。

次に「夜型の生活」が挙げられます。男性ホルモンの分泌が増えるのが、深夜なんだそうです。

この「夜型の生活」も、本来の人の生活サイクルに逆らっているわけですから、ホルモンバランスが乱れる原因になります。

毛深いことから逃れたいなら、夜寝て昼間起きるという、本来の生活サイクルに戻すことをオススメします。

最後に生きる上でも、体毛を薄くするためにも1番大事なことがあります。

それは「睡眠をきちんとしっかりとる」ことです。

睡眠不足は判断力を鈍らせたり、寝不足によるストレスでイライラしたりと、生活の中でもいいことなしです。

更に上手く睡眠をとれないと、ホルモンバランスが乱れます。『忙しいから長時間眠れないよ』という人も大丈夫です。

ダラダラ長く寝るよりも、深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)を交互にとることが大事なんです。(昼間起きて体を動かして、夜には疲れてコテッと寝ちゃうのが理想ではないでしょうか。

昔の人はそういった生活習慣で健康でしたしね!)

まとめると生活習慣の乱れ=ホルモンバランスの乱れ』ですね。

思いのほか、美人ホルモンエストロゲンを減らして、増えて欲しくない男性ホルモンを増やす敵は身近にありましたね。

【毛深いからの脱却】

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ここまでご紹介した限りでは、『じゃあ毛深いのは規則正しい生活のみで改善される』と、なってしまいますね。

そんなことはありません。食生活も大事なエストロゲン増加に一役買ってくれます。

はじめにご紹介したいのは、比較的摂取しやすいこの食品です。

日本のソウルフード「大豆」です。(大豆アレルギーの人には申し訳ないです。)大豆イソフラボンが植物性エストロゲンの一種なんです。納豆・豆腐・おからなど、健康にも良い食品なので、エストロゲン増加にはもってこいですね。しかも、日本の調味料のほとんどは大豆が原料です。

次は好き嫌いが別れるこの果実「ザクロ」です。ザクロにも植物性エストロゲンが含まれています。そしてこのザクロ、エストロゲン増加だけでなく、悪玉コレステロールを抑えて善玉コレステロールを増加させる効果があるそうです。健康にいい、毛深い悩みの払拭と一石二鳥な果実ですね。プチプチが苦手な人は、ザクロジュースにして飲んでみてはいかがでしょうか?

最後に満を持してご紹介するのはこの飲み物。カルシウムの王様「牛乳」です。妊娠後期の牛さんから搾られる牛乳には、普通の牛乳の何倍もエストロゲンが含まれているそうです。

チーズやバターなどの乳製品にもエストロゲンは含まれているので、「小腹が空いたからチーズ食べよう」くらいの軽い気持ちで食べていけば、エストロゲン増加間違いなしです。(乳製品アレルギーの人には申し訳ないです。)

【まとめ】

女性ホルモンは「女性ホルモン」という一種類で存在していると思っていました。

男性ホルモンも然りです。体内にある一つの「エストロゲン」というホルモンが、毛深い事態を招いたり、更年期障害を引き起こしたりと、驚くことばかりでした。

恋をしたり、○○君カッコいい、アイドルに憧れるなど、ドキドキしてときめくだけでもエストロゲンの分泌が増えるそうです。

これが一番驚きました。エストロゲンが増えるので、肌ツヤもよくなっていくそうです。これがよく聞く「恋をしたら○○変わったよね。可愛くなった!」ってやつなんですね。

でも結果的には「規則正しいストレスのない生活」がエストロゲンを増やし毛深い悩みを解消してくれることがわかりました。(これがなかなか出来ないから困っちゃうんですよね。)

でもこれで、女性がお化粧してキラキラする理由がわかりました。

女性は本能的に、恋をしたりときめくことでエストロゲンが増えることを知っているのかもしれませんね。

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