間違えていませんか?正しい乾燥肌の予防とは!?


乾燥肌とは、空気が乾燥するような寒い時期だけではありません。

実は一年中を通して乾燥肌に悩む方もいるのです。

通年を通しての肌のケアをしていかないと、一番乾燥する時期に酷くなってしまいます。

いろいろなケアの仕方があるかと思いますが、自分のケアの仕方が肌にとって本当に良いことなのかは考えたことがありますか?

正しい乾燥肌の予防についてご紹介したいと思います。

乾燥肌はなぜ起こる?

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乾燥肌とは、皮膚表面の潤いがなく柔軟性がなくなり弱くなっている状態です。

肌には角層といって、肌の水分が保たれている場所があります。

その角層の水分量は年齢や性別、体質、環境、生活習慣などによって変化してきます。

女性であれば、化粧、化粧落としなどの影響も受けやすくなっています。

その他に、アトピー性皮膚炎などの皮膚炎なども乾燥肌の原因となってきます。

また、体は約60~70%の水でできています。

体内の水分は、血液の流れ、汗の分泌、代謝などに関係しています。

体内の水分量が減ると中から乾燥している状態となり、肌にも影響してくるのです。

水分はお茶やジュースなどの嗜好飲料ではなく、お水を摂ることが大切です。

一日1.5ℓ~2ℓのお水を摂ることを意識してみましょう。

水分量の他に、皮脂が足りなくなり乾燥肌になるということもあります。

皮脂は、年齢とともに減少します。中高年になると手足、膝から下などがカサつく、肌がひび割れるなどの状態となります。

これも乾燥肌が起こる一つの原因です。

乾燥肌の正しい予防方法

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乾燥肌のケアの仕方を間違えてしまうと悪化させてしまう原因にもなります。

正しい予防方法をご紹介したいと思います。

<入浴の仕方を気を付ける>

普段の入浴の仕方をいくつか変えるだけで乾燥肌の予防ができます。

角質層の水分を保つような入浴方法を心掛けましょう。

<ぬるま湯で短い時間での入浴>

熱いシャワーや長時間の入浴だと角質層をふやかし、水分の流出をさせてしまいます。

ポイントは38~39℃くらいの温度で入浴は20~30分ほどが良いです。

<体はゴシゴシ洗わない>

体を洗う時に、強く洗いすぎると肌を傷つけてしまいます。

こすり過ぎには注意することと、洗う時のタオルなども柔らかく低刺激のものに変えてみましょう。

コットン素材のものや、ポリ乳酸でできたものなどをは肌に良いと言われています。

タオル型のもの以外にも、スポンジなども泡たちもよく肌さわりも柔らかいので良いでしょう。

よく泡立てた洗剤を体に広げるようにして洗うのが良いです。

<保湿ケアをきちんと行う>

乾燥は、正しい保湿ケアが大切です。

保湿ケアを怠ると肌表面の水分保持に影響してしまいます。

<入浴後は、すぐにスキンケアを行う>

お風呂上りに水分がついたままの状態が続くと角質層の天然保湿成分が流出してしまいます。

よく体の水分を拭き、保湿力の高い化粧水やボディミルク(保湿クリーム)でケアをしましょう。

化粧水についてですが、乾燥肌がひどい方は、肌が敏感になっています。

美容成分の高いものよりも水分力が高く、弱酸性のものを使用しシンプルなケアがおすすめです。

美容成分が高いと肌に刺激なってしまうこともあるのでまずは水分力を高めることを意識しましょう。

<空気の乾燥に気を付ける>

夏は、湿度が高いため空気が乾燥していると感じることが少ないと思います。

しかし、秋や冬など寒い時期になると空気が乾燥していることがわかるようになります。

空気が乾燥しているだけではなく、暖房などを使うことによってさらに乾燥した環境になります。

その環境から肌をまもれるように、気を付けることが大切です。

<乾燥する時期は、加湿器を使用する>

部屋の湿度を保つためにも、暖房を使う時期などは加湿器を使用し一定の湿度を保てるようにしましょう。

会社などで暖房を使用しているときは、デスク周りに置けるような簡易的な加湿器もあるので活用しましょう。

<電気毛布はなるべく使用しない>

乾燥肌の人は、肌に熱を加えすぎると乾燥させることだけでなく、熱の刺激から肌のかゆみにつながることになります。

肌をかいてしまうことにより肌表面を傷つけ角質層を傷めてしまうことにつながるので、暖房器具などの使用には気を付けましょう。

まとめ

正しい乾燥肌の予防は、入浴の仕方、保湿ケアの仕方、環境の作り方などが大切であることをポイントでご紹介させていただきました。

乾燥がひどくなる時期の前からできることを毎日の生活の中で行っていきましょう。

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