このタイミングで便意!?
腸内の活動が正常に行われていないと、便意がくる時間帯も不規則になりがち。
そんな方は便秘の傾向が多いのでは?
便意を我慢すると便秘になることもあるようです。
あなたの排便は規則正しく出来ていますか?
便意がきたら我慢する?
こんなタイミングで便意がきた!
電車の中
渋滞中の車の中
大事な会議中(子供の役員会)
お客さんとの商談中
子供のサッカー遠征の当番中(個人的)
ものっ凄い最悪のタイミングです。
旦那さんなんて、子供のサッカーの試合中で審判(副審?)やってる最中に旗置いてトイレに走っていってしまいました(笑)
さすがにその場にいた私も、一瞬何が起きたんだか、審判いなくなっちゃったし、焦るし恥ずかしいしで、何がなんだか(汗)
ま、とにかく!
トイレが近くにあるならまだいいです。
状況はともかく、もうしょうがないです。
後で謝るしかありません。
でも、トイレがない時。
電車の中なんて最大のピンチです。
たまにトイレ車両があっても、そんな時に限って誰か入ってたりするんですよねもうっ!!!
こうなったら我慢するしかありません。
漏らすことなど絶っ対に出来ません!
めちゃめちゃ食いしばってプルプルします。
試練を乗り越えたその後、また數十分してから便意が再び訪れたり、かと思えばその日全く便意が来なくなったりと時々によって違いますが。
私はホント昔からトイレとの相性が悪いというか…。入ると長いし、なるべくならトイレに入りたくないという気持ちがあるんですよね〜。
こんなタイミングが悪い便意は、誰しも経験があると思いますが、仕事柄など状況によって便意を我慢していると、便秘の原因になるって知ってますか?
便意の我慢は便秘の原因に?
便秘といえば、
病気とも言えないような、ありきたりのイメージがありますが。
実は体に起きている様々な症状を知らせるサインでもあるようです。
場合によっては直腸ガンの恐れもあります。
便意を我慢する。
という場合は1.5mほどある腸の最終段階に便が至っている状態です。
いわゆる肛門の扉を叩く直腸に便が入ると、それにより知覚神経が刺激され大脳皮質に伝わり便意が起こる訳です。
便意を我慢することを繰り返すと、その刺激に対し感受性が低下して便秘になってしまうということです。
それを直腸性便秘といいます。
便が流れてくると直腸が膨らみます。
便意を我慢して排便が行われないと、直腸にはどんどん便が溜まっていきます。
大腸は、便から水分を吸収することで硬くなっていきますが、長い間腸内に留まっていると便がより硬くなってしまい余計に出にくくなってしまいます。
特に女性の場合、膣壁と直腸は背中合わせになっていて便が溜まると膣側に直腸が入り込んでしまうこともあります。
これを直腸瘤(ちょくちょうりゅう)といいます。
直腸性便秘は、女性がなりやすく便秘の5分の1〜3分の1ほどの割合だそうです。
直腸性便秘の特徴
直腸性便秘になると、
便意があるのに出ない。
便が出でもスッキリせず残便感がある。
ということが起こり、何度もトイレに行ってしまうこともあります。
出る出ないの排便をコントロールするのは、骨盤低筋です。
スムーズに排便しないことで無理矢理息んだりすると、骨盤低筋がより緊張してしまい出づらくなります。さらに、肛門付近が鬱血して痔になってしまうことも。
排便と一口に言っても、便秘に悩む者からすると非常にまどろっこしい作業に感じますね。
直腸性便秘の改善
何週間も出ないことが続いたり、痔になったり、出血したりと、ホントにひどい状態であれば一度病院にいく必要がありますが、
辛い便秘を少しでも改善するコツがあります。
【トイレでの姿勢】
まずは単純に排便時の姿勢です。
洋式トイレではなるべく前かがみの姿勢で構えましよう。
お行儀良くイスに座った状態では、直腸と肛門が曲がった状態なので、うまく出し切ることが出来ません。
和式トイレでするように前かがみになることで、肛門までのルートがまっすぐになります。
基本姿勢ということですね。
【便秘に効くツボ】
腸を刺激することで、排便を促すツボがあります。
即効性もあるということで、トイレに入っている時に押してみてもいいのではないでしょうか。
<天枢(てんすう)>
おへその左右に指3本分の場所です。
消化器官に刺激を与えて、排便を促すツボです。左右同時に押してほぐしてください。
<大巨(だいこ)>
おへその左右に指3本分、天枢からさらに下指3本分です。
お腹の張っている時に押すと効果的です。
左右同時に押してみてください。
息まずにリラックスすることが大切ですね。
【排便を楽にするちょっとした運動】
<うつ伏せ10分間>
大腸は小腸の周りをグルっと囲むような形になっています。
うつ伏せになることで、腸内を圧迫させて排便を引き出す効果があります。
便秘の状態では腸内にガスも溜まるので、腹部を圧迫し、そのガスが抜けることでより排便しやすくなります。
就寝前に10分間うつ伏せになり、その後ゴロゴロと左右に10回転がりましよう。
これを行なった朝は便秘がホントにやってきましたよ。
<ヒップリフト>
先ほどご紹介した骨盤低筋ですが、排便のコントロールや膀胱、子宮を支える大事な役割があります。
年齢や特に出産された女性はここの筋肉が衰えやすく、便秘を改善するために鍛えておくのもいいかもしれません。
仰向けになった状態で膝を立てて肩幅程度に開きます。
息を吐きながらお尻に力を入れて持ち上げ、息を吐きながらおろします。
それを10回繰り返します。
出来れば3セットくらい毎日やってみましょう。
まとめ
私はホントにトイレに入るのが嫌いなので、数日間の間隔で回数が減るのはある意味良いんですが、とはいえ便意がくるタイミングも分からないですし、そのタイミングが良くない状況と重なることが多くて、それも辛い。
さらにトイレに入れば腹痛はきついし、残便感も残り結局長い時間入る羽目に…。
出た後も残便感は残り、その日は何度もトイレに駆け込むことが多く、下痢のような状態になることも。
何回も紙を使うので、お尻もヒリヒリしてくるんですよね。
そんな日が週に1~2回あるというのも結局辛いので、やっぱり便秘を解消した方が過ごしやすいかなと…。
何より体内に毒素やガスをためない方が良いですし、腸内環境も悪いのでますます便秘が治り辛くなり、体に悪い影響が出てきてしまいます。
年齢を重ねると体内活動や筋肉なども衰え、便秘になりやすい要因も増えてきますので注意しましょう