体毛って基本的に「ムダ毛」って呼ばれますよね。ムダ毛と呼ばれないのは、髪の毛くらいですかね。しかも、どうか無くならないで〜、薄くならないで〜と神にもすがる気持ちになるのは(笑)
そんな髪は尊い存在なのにも関わらず、女性のムダ毛は邪魔者でしかありません。
大変理不尽ですね。そして人と人が対面したとき、大概最初に見るのは「顔」ですよね。
顔にはムダ毛そんなにないしな〜と思っているでしょう。
ところが以外と見ちゃうし目立つのが「口まわりのヒゲ」なんです。悩んでる人は多いと思うんですよ?
恋人とキスするときに『あっヒゲ…』って思われたら100年の恋も終わっちゃいますから。
なので今回は素敵な出会いや恋が終わらないように、口ひげについてご紹介したいと思います。
【ムダ毛と悩み】
そもそも女性のみなさんを困らせるムダ毛が、濃かったり薄かったりするのはなぜなのか。要因としては
- 遺伝
- ストレス
- ホルモンバランス
の、3つが挙げられます。
基本的な要因としては、両親からの遺伝が最も大きいんです。
両親のどちらかが毛深いと子供に遺伝する確率は約半分ですが、両親共に毛深いと遺伝する確率は100%とまではいかなくても、高確率で子供は毛深くなります。
しかし、両親が毛深くなくても子供が毛深い場合は隔世遺伝(祖父母やそれより前のご先祖の遺伝的要因がでてしまうこと)」ということになります。
悩んでもこの遺伝に関しては、なんの手立てもありません。デザイナーベビーを産むならまた話はべつですが、人が遺伝にできることはありません。
なので『親が毛深いから私も毛深いんだ』と悩むかもしれないですが、ご両親の『どうか変なところは似ませんように。』と願っていたことを忘れないでください(^^;)
【口ひげにはオス化も関わりが】
お化粧でもカバーしきれない産毛の口ひげは、どの部分のムダ毛よりも手を焼く存在ではないでしょうか?
剃ってもすぐに生え青くなったり、抜くのは痛いし毛穴が広がる、脱毛サロンに行くほどでもないなど、色々考えてしまうものです。
その上ムダ毛処理に失敗すれば、顔なのでマスクくらいしか隠しようがありません。
それでも口ひげは、初対面の相手に自分の第一印象を残すときに、1番最初に見る「顔」に生えてるわけですから、処理を怠るわけにはいきません。
しかし口ひげは元々、どの人もそんなに濃い!!と悩むほどではないですよね。
ここで女性のオス化問題が浮上します。
これは上記にあげた2つ目の「ストレス」が関わってきます。
特に働く女性のストレスは、プレッシャーや残業、理解のない上司などが原因で、ドシーンとストレスがかかってきます。
そしてここからストレスの副作用がでてきます。
乱れた食生活や睡眠の質の低下などが引き金となり、自律神経(交感神経と副交感神経の2種類があり、24時間どちらかの神経が働いています。)が乱れてしまいます。
女性の体内にも男性ホルモンは存在しますが、なにもなければ女性ホルモンが優位に働くので、オス化して口ひげが濃くなることはありません。
しかし、うまくバランスをとっていたところにストレスが加わると、均衡が崩れオス化を後押ししてしまいます。
それに自律神経の乱れや睡眠不足などが加わり、オス化を更に進めてしまう原因になります。こうして口ひげも含めて体毛が濃くなってしまうんです。
なりたくてなったわけではない「オス化」が、毎日のお化粧や恋人に会う楽しみを、口ひげの濃さが重たいものにしていることでしょう。
それだけならまだしも「彼女が口ひげ濃くってさー」「あの人口ひげ濃いのに処理しないのかな」など、陰で言われていたら更にストレスになって悪循環です(焦)
ではどうしたら体毛を薄くすることができるのでしょうか?
【体毛を濃くしないために】
口ひげを含めて体毛を濃くしないためには、最初に挙げた「ホルモンバランス」を乱さないことです。
女性ホルモンのエストロゲンが体毛を薄くしてくれるんです。
エストロゲンは男性にも分泌されていますが、女性のほうが分泌量は断然多いので男性と比べて体毛も薄く、丸みを帯びた女性らしい体つきをしています。
しかし、ストレスがかかるとホルモンバランスが崩れてしまい、エストロゲンの分泌量が減り、女性にもある男性ホルモンの分泌量が増えてしまいます。
そうなると体毛も自然と濃くなってしまうので、イヤな口ひげもできてしまいます。
エストロゲンを減らすのはストレスだけではありません。
意外なことに今では当たり前になってきている、夜型の生活がエストロゲンを減らす原因となっています。
体毛を濃くする原因の男性ホルモンの分泌が増えるのが、深夜なんだそうです。
これではいくらストレスを減らしても、女性ホルモンが優位に働かないので、口ひげから逃れることができません。
お化粧のノリを良くするためにも、夜寝て昼間起きるという本来の生活サイクルに戻すことをオススメします。
夜寝て昼間起きる生活をしたくても、どうしても夜働かなければならない人も多いですよね。
まだエストロゲンを増やしたり、ホルモンバランスを整えてくれる方法があります。
それが乱れがちな食生活です。
まずは日本食に欠かせない大豆です。
大豆イソフラボンが植物性エストロゲンの一種なので、美味しくエストロゲンを摂取できます。納豆・豆腐・おからなど健康にも良い食品なので、お通じも良くなり一石二鳥です。
それに日本の調味料のほとんどは大豆が原料です。
しかし何事も程度があるので、摂取し過ぎるのも良くありません。
納豆1パックや200mlの豆乳1本でまかなえます。
そしてナッツ類。ホルモンバランスを整えてくれる上に、抗酸化作用もあるので美肌も期待できます。アーモンドなら15粒くらいが目安です。
そして満を持してご紹介するのが、カルシウムの王様牛乳です。
牛乳以外にもチーズやバターなどの乳製品にも「エストロゲン」は含まれているので、「小腹が空いたからチョコじゃなくてチーズ食べよう」くらいの軽い気持ちで食べていけば、エストロゲンもカルシウムも増加間違いなしです。
(私はこのことを知る前から牛乳を毎日飲んでいます。そのお陰か口ひげが気になったことはありません。最近はカルシウム摂取のためにチーズもたまに食べています。)
【まとめ】
びっくりするくらい、ストレスは何事にも影響を及ぼすことがわかりました。
体調不良を招くだけでなく、体毛を濃くしたりもするんですね。
そして、男性が生やしているとカッコイイと思える口ひげも、女性にとってはただの悩みの種でした。女性の口ひげはお化粧のノリも悪くする上に、印象も良くありませんね。
それでも生活サイクルの改善や食べ物を少し変えるだけで、口ひげだけでなく体毛も薄くしてくれることがわかりました。
しかも、特別にどこかでしか買えないものではなく、スーパーやコンビニで手に入るものばかりです。
口ひげが悩みの種になる前に、少しずつでも始めてみてはいかがでしょうか^^