ムダ毛処理って、冬は手を抜いてしまいがちですよね。
だって服を万枚も重ね着しますから!
ですが!
暑さ照りつく夏の時期はそうもいきません。
腕や脇はもちろんですが、特に露出が高くなり気になる部分が脚です。
ミニスカートやショートパンツ、特に海やプールで水着姿をお披露目するのに「美脚」はかなり目を引くポイント!
(個人的には男性のムダ毛も、夏場は暑苦しく感じるので「脱毛しないのかな?」と思ってしまいます。)
今回は、いつから脱毛は始まり現在に至ったのか?
そして、ムダ毛処理をして美脚を手に入れていくかをご紹介します。
ムダ毛処理の歴史
スベスベ肌はキレイで憧れてしまいますね!
でも、そもそもいつからそんな文化が始まったのでしょう?
ちょっと気になりますよね?(私は気になりました…)
まず、驚きだったんですが「ムダ毛処理」がいつから始まったのかご存知ですか?
なんと2万年くらい前から始まっていたというのです!
鋭い石器や貝殻を使って、削るようにムダ毛処理をしていたようです。
脱毛剤に関しても、紀元前3世紀頃からあったようで、古くから毛深いという問題を抱えていたんですね(^^;)
当時の脱毛剤は、油脂やデンプンをペースト状にしたものに香料を入れて製作していました。香料が入ってるなんて……。現代の脱毛剤顔負けの物が、この頃には存在していたんですね。
脱毛剤以外にも古代のシュメール人(メソポタミアのひと)やローマ人は、ピンセットでの毛抜きをやっていたようで、携帯もしていたということです。
この時代に「毛抜き用ピンセット」があったことにも驚きました。
先端には凹凸も付いていたようです。
私が毛抜き用ピンセットに出会ったのは、高校生くらいのときです。
それまでT字カミソリ以外に方法があるなんて知りませんでした…お恥ずかしい(*ω*)
また、古代ギリシャの出土品からは、青銅製のピンセットが見つかっています。
こんな古代の人たちが使っていたなんて「凄いね!!」以外にコメントが出てきませんよ。
あの絶世の美女と言われているクレオパトラも…当然処理してますわよ。
クレオパトラの時代、紀元前70~30年の埋葬品の中にも、カミソリや砂糖・ハチミツ・蜜蝋を使った脱毛剤が入っていました。
日本では8~12世紀の平安時代、額の生え際を整えるために、2枚貝のハマグリを使って毛を抜いていたそうです。ある意味発想がすごいです。
江戸時代の遊女はデリケートゾーンのムダ毛処理に軽石を2つ使い、毛を挟んで擦り合わせて切っていたそうです。
手足のムダ毛には、木の実の油と細かく砕いて粉にした軽石を混ぜて脱毛剤を作り、刷り込んだときの摩擦で脱毛していたようです。
日本人は擦るのが得意みたいですね(苦笑)
擦るというと古代アラビア人は、縄をムダ毛の上で転がして脱毛していました。
1番原始的で、痛みを伴いそうな方法ですね。
とはいえ、どの時代も脱毛という概念があるのは驚きですよね。
やっぱり「私って毛深いな~」とか悩んでいたんでしょうか(^^;)
だってデリケートゾーンも脱毛してたんですから!
荒治療もあるにせよ、あまり現在と変わらない形状の物を使って処理していたということは、それがもっとも理想的な形なんでしょうね。
自宅で簡単ムダ毛処理の方法
さて、個人的に気になったムダ毛処理の歴史を語らせてもたったところで、処理の方法をご紹介させて頂きます♪
ムダ毛処理にも現在ならやり方は色々あります。
では、ムダ毛処理の初歩から上級者コースまでご紹介します。
【T字カミソリ】
ムダ毛処理の王道といえばT字カミソリですよね。
ムダ毛が気になり始める思春期は、みんなここを通過すると思います。
おこづかいで手に入りますし、恥ずかしくても家族にも知られずに済みます。(最近の小中学生は恥ずかしかったりしないのかな?)
とはいえ、これがなかなか面倒くさいもので、伸びるのが早い人は3日後くらいにはもう肌表面がザラザラしたりするんです。
お手軽だけどお手入れ回数が多くて大変です。
そして肌とカミソリの刃が接するので、チリチリしたり赤みが出たりと肌荒れしちゃいます。
【電動シェーバー】
T字カミソリからの電気シェーバーです。
種類はとにかく豊富で、使い勝手が良くハマると手放せません♪
フェイス用、Vライン用、全身用と部位によって種類が豊富で、スイング式のものなら角度のある部分もしっかりケアしてくれます。コンパクトで持ち運びやすいのでもちろん私も愛用しています。
T字カミソリのように、肌へのダメージが少ないのも魅力です。
その分深くは剃れないので、お手入れ回数が増えますが、アフターケアが必要ないので楽ですね。
明日海に行く事になった!急な処理を迫られる時(どんな時だよ笑)!などササッと一安心です。
また、脱毛クリニックやサロンに行く前にはムダ毛の下処理が必要ですので、そんな時にも電気シェーバーですね。
カミソリだともし肌が傷ついたりすると、脱毛することが出来なくなることもあります。
ちょっと気になるのが、毛をカットした後先端部分が下着を突き出して痒みを伴うことです。
でも最近はカットした際、毛先を尖らさないで突き出さないように処理してくれるのがあるので安心です。良い物はいい理由がある訳ですね。
相場は1000円ほどから10000円などピンキリですが、大体3000円くらいのものが人気です。
【除毛クリーム】
こちらも各メーカーから色々種類が出ていますね。
除毛クリームをムダ毛が隠れるくらいまんべんなく塗り、所定の時間(製品によって様々です。)おいたら、優しくクリームをスポンジで取り除きながら洗い流します。
脚はムダ毛処理の面積が広いので時間がかかりますが、少しずつ時間と部位をずらせば30分ほどで終わります。
除毛ですが毛根は残るので、しばらく経てば普通に伸びてきます。
そして肌に合うかどうかも重要なので、肌の弱い人は気をつけて下さい。
肌荒れを起こすようであれば、使用をひかえましょう。
時間はかかりますが、痛みを感じないのがメリットですね。
ちなみにお値段は1000~3000円くらいと幅が広めです。
製品の容量と1度に使う量を考えると、あまりコストパフォーマンスが良くないような気がします。
【脱毛ワックス】
上級者コースの脱毛ワックスは、ブラジリアンワックスが有名ですね。
このブラジリアンワックスは、デリケートゾーンに使用されるのが主な用途ですが、脚でも腕でももちろん使用できます。
ワックスはソフトタイプとハードタイプがあります。
ソフトタイプはワックスを塗った後に、付属のシートや不織布を張り付けて上からこすり付け、毛の流れに逆らって一気に剝がします。
一方ハードタイプのものは、ワックスを使う前に温めます。
それをムダ毛処理したいところに塗りますが、剥がすときに専用のシートがいらず、固まったワックスを毛の流れに逆らって剥がすだけです。
2つとも違いはありますが、材料に「松ヤニ」を使用していることが多いので、アレルギー反応が出ることがあるので要注意です。
ベリッと毛根から剥がせるのでムダ毛処理の回数が減りますし、電気シェーバーと違い触ってもチクチクせず、キレイなツルスベ肌が手に入ります。
これが脱毛ワックスのメリットですね。
とはいえ、当然デメリットもあります。
・剥がすときに痛い。はがす時に「せーのっ!」って気合を入れましょう。
・敏感肌の人は毛と一緒に肌を引っ張るので、赤みをおびたりして肌トラブルの原因に。
・ムダ毛が抜けきらないからと、何度も使用するのも肌荒れや炎症の原因に。
・温めてから使わなければならなかったり、温度調整が必要だったりする。
・長い毛や剛毛は抜けにくいので、根気よく処理する必要があるかも。
などなど。
デメリットのことを考えても、脱毛する周期やツルスベ肌になることを考えると、オススメですけどね。
価格も2000~5000円前後なので、比較的お手軽に購入できます。(もう少しお値段の高いワックスもあります。)
【フラッシュ脱毛】
永久脱毛で使用するレーザー脱毛は、クリニックでしか扱えませんが、サロンなどで使用するようなフラッシュ脱毛なら家庭用があります。
インテンス・パルス・ライトというカメラのフラッシュのような光を脱毛部位に照射し、メラニン色素に反応して、毛母細胞にダメージを与える脱毛方法です。
フラッシュ脱毛はレーザー脱毛に比べ、脱毛力は劣るかもしれませんが照射できる面積が広く痛みが少ないというのがメリットです。
サロンでは脱毛部分の成長期などを調べて行いますし、もちろん家庭用より効果は高いですが、家庭用でもいい物はあります。
特にケノンは、69800円と値段は高いですが、実感率98%と非常に高く話題の商品です。
サロンに通うにしても何回か通う必要がある上に、やっぱり費用は数万~数十万の単位です。
ケノンなら、カートリッジは交換する必要がありますが、照射回数は何万発もあるので1年2年は充分使えますし、家族がいる場合はみんなで使えるという利点があります。
そして、さすがにVラインはサロンに通って脱毛するのはちょっと恥ずかしくて、私は行く気にはなれないので(^^;)家庭用フラッシュ脱毛は気兼ねしないので助かります。
最初の費用は確かにかかりますけど、メリットも大きい訳です。
今なら附属でカートリッジや眉毛脱毛器も付いているので、お得です。
夏に美脚を手に入れるには?
脚のムダ毛処理に1番気合が入るのが夏ですよね!
脚を細くするためのダイエットも大事なことですが、最大の悩みポイントは「ムダ毛とさようなら」することですよね。
せっかく脚が細くなって美脚を手に入れたとしても、「あの人の脚、ちょろちょろムダ毛の処理してないよ~」なんてことになったら、テンションダダ下がりです。
お金と時間がある人は、クリニックまたはサロンで「脱毛」してもらうのは確実性が高いです。永久脱毛となればクリニックでしか行えない治療法です。
しかし、部位にもよりますがこれがまぁ、お高い訳です。
一部分で50000円~100000円、全身ともなれば500000万以上かかることもあります。
回数も期間も何か月も通うことにもなります。
ですので、夏に美脚を披露するには真逆の冬辺りから準備をしていかないといけませんね。
直前だとムダ毛処理に理に慣れるためにも春先から練習を重ね、除毛クリームや脱毛ワックスにも挑戦して、夏には細くてムダ毛のない美脚を手に入れて周りを『アッ!!』と言わせましょう♪
【まとめ】
2万年前からあるムダ毛処理習慣のおかげで、現代女性は髪の毛以外の「毛」を処理しなければならなくなりました。
個人的に剃っている身でなんですが、生えるんだからムダ毛じゃないのでは?と思ってはいますけど(^^;)
今回ご紹介した方法を試していただいて、自分に合うものがあれば、いつでも空いた時間に「ムダ毛処理」が行えます。
脚はズボンやレギンスなどを活用すれば、隠すことのできる部分ですが、やっぱりスカートを履いたりしてオシャレはしたいですよね。
T字カミソリでもいいですし、脱毛ワックスでビリッと挑戦してもいいです。
必ずあなたに合ったムダ毛処理の方法があるはずですので。
自分が使いやすい方法で、処理して楽しい夏を過ごしましょう!
最後までありがとうございました。