乾燥肌は、一年を通して注意すべき肌トラブルです!
もちろん体が寒くなる秋と冬は、特に乾燥する季節ですね!
顔の乾燥は女性としては辛い!
私なんて顔がカサカサになると化粧のりは悪いし、ひどい時は白っぽく目立っちゃうしホント悩んじゃいます。
そんな訳で今回は乾燥肌の要因ってなに?
治し方や対策方法をご紹介しちゃいます!
顔の肌が乾燥するメカニズム!
肌荒れや乾燥肌!
という症状は分かっていても実際に肌がどんな構造で乾燥するのかって、知らない方が多いのではないでしょうか?
通常肌は、表皮と真皮という2層構造の皮膚からなっています。
その下は衝撃を緩和する皮下脂肪などの皮下組織があります。
表皮と真皮の暑さは、1.5㎜~2㎜ほどで、そのうち表皮は0.2㎜~0.3㎜程度の薄さです。
大事なお顔の皮膚は薄い部分も多く、そのため皮膚のトラブルが目立ちやすい訳です。
額や頬、特に目の周辺部分は皮膚の厚さが0.6㎜ほどで表皮は0.1㎜ほどしかないんです。
目元がくぼんだり、クマが出来たりと目立ちやすいので寝不足やスキンケアは怠らないようにしましょうね。
さらに表皮は、4つの層に分かれていて皮膚の一番外側にあるのが角質層で、厚さは0.01㎜~0.02㎜ほど。
角質層は、一定期間で剥がれ落ちることで皮膚は生まれかわります。
これが俗にいうターンオーバーで約1ヶ月のサイクルで行われています。
ターンオーバーは、肌の保湿に重要な天然保湿因子を作る過程でもあります。
この角質層は、角質細胞という細胞がレンガのように重なっています。
これだけ薄いにも関わらず5~10層ほど積み上げられているんです。
その角質細胞同士をくっつけるために細胞間脂質が隙間に存在しています。
細胞間脂質は、セラミドを主な成分としており、このセラミドが角質層細胞を繋ぎ合わせることで肌の水分が保持されるのです!
つまり、細胞間脂質(セラミド)が減少すると角質の水分含量が減り乾燥肌が起こるということになる訳です。
水分含量が減り肌のバランスが崩れると、ターンオーバーも乱れ天然保持因子の減少にも繋がります。これも乾燥肌が起こる原因なのです。
カサカサ肌になる4つの要因とは?
肌の構造や乾燥肌になる要因……は、ざっくりと知ってい頂けたでしょうか(^^;)?
という訳で、そのまま乾燥肌を進行させてしまう要因ってなんなのでしょう?
食生活や普段の習慣。バランスよく日々過ごしているでしょうか?
【生活習慣の乱れ】
睡眠は、充分に取れていますか?
肌にとって大切なターンオーバーは、成長ホルモンの分泌も影響します。
成長ホルモンが分泌されるポイントは充分な睡眠時間です。
睡眠不足によってターンオーバーが乱れ、角質層内の水分を保持する役割であるセラミドなどの生成量が減少してしまいます。
また、暖房などにあたりすぎるのもよくありません。
適度な湿度は50%前後と言われています。
50%を下回ると空気が乾燥し肌がピリピリと刺激をうけてしまう場合もあります。
また静電気もおこりやすくなり肌に刺激となる環境になってしまいます。
肌の水分は、蒸発しやすいので暖房などを使う際には、加湿機なども合わせて使用し、部屋の空気を乾燥させないように気をつけましょう。
【食生活の乱れ】
細胞間脂質(セラミドなど)や天然保湿成分などを保つためには、栄養が必須となります。
特に必須なのが
<タンパク質>
体、肌、細胞などを合成している。
牛肉や豚肉、鶏肉などの肉類にも多く含まれていますが、脂質も取りすぎは良くないので大豆製品などからタンパク質を摂取すると良いでしょう。
<必須脂肪酸>
特にオメガ3系の油である、青魚のDHA・EPAや植物油などのαリノレン酸に含まれる脂肪酸です。
これらは、体内で作ることができないので食品から摂取しなければなりません。
細胞膜の主な材料になることや、ターンオーバーにも重要な栄養素になります。
オメガ3 系の油は、1000㎎/日が摂取量とされています。
まぐろのお刺身なら40切れ以上、イワシなら1匹、チアシードなら大さじ1杯、えごま油や亜麻仁油だと小さじ1杯以上を摂れば十分に必要な量を補うことができます。
えごま油や亜麻仁油は、加熱するよりも出来上がったスープにさっと入れたり、ドレッシングに使用したり料理で手軽に使えるので取入れてみましょう。
<亜鉛>
亜鉛は免疫力の向上や細胞分裂や細胞の補修など生命活動に欠かせない成分です。
亜鉛が不足すると、皮膚炎や湿疹など皮膚トラブルが治りにくくなります。
亜鉛の一日に必要な量は、成人男性で10㎎/日、成人女性では8㎎/日とされています。
妊婦はこれに+2㎎、授乳婦は+3㎎の付加量となります。
上限値は、男性が40㎎/日で女性は、35㎎/日とされてますが、たくさん摂れば良いわけではありませんので、必要量を補えれば十分だと思います。
亜鉛が多く含まれている食べ物といえば、牡蠣や大豆製品、アーモンド、チーズなどです。
とはいえ、プロセスチーズを100g食べたとして摂取量は約3.2mg。
アーモンドでは100gで約4.4㎎、牡蠣は、1個で約2.0㎎なので3.4個ほど食べれば必要量をとることができますが、けっこうしんどい感じですよね。
そのためか、日本人は亜鉛不足と言われている様なんです。
必要な量の亜鉛を摂るには食べる量が多くなってしまうので、すべてを食事で補うのではなく、足りない分はサプリメントなどで補助すると無理なく毎日続けられるでしょう!
余計なカロリーを摂取することもないので楽チンです(^^)
<ビタミン類>
ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEは、それぞれ肌の美容にとって大切な栄養素です。
皮膚や粘膜を正常な状態に保ったり、肌荒れの予防、コラーゲンの生成などをするのがビタミン類です。
●ビタミンA
ビタミンAは、成人男性の場合は、800〜900μg成人女性の場合は650〜700μgが一日の摂取基準となっています。
上限値が2700μgなので、ビタミンAが多いとされるスモークレバーだと1切れ(約15g)食べただけで約2550μgの摂取になってしまうので食べすぎには気をつけましょう!
また卵にもビタミンAが豊富で卵黄1つで86μgが摂取できます。
●ビタミンB群
ビタミンB群は、B1、 B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンと種類があります。
それぞれオススメしたい食品をまとめました!
・ビタミンB1→豚肉、落花生、枝豆、とうもろこし
・ビタミンB2→モロヘイヤ、ほうれん草、菜の花 ・ビタミンB6→ニンニク、パプリカ、かいわれ大根、かぼちゃ ・ナイアシン→切り干し大根、かぼちゃ、グリーンピース ・パテトン酸→モロヘイヤ、切り干し大根、カリフラワー、ブロッコリー ・葉酸→えだまめ、モロヘイヤ、パセリ、サニーレタス ・ビオチン→モロヘイヤ、枝豆、ブロッコリー、カリフラワー B12→しじみ、レバー、のり |
●ビタミンC
ビタミンCは、たくさんとれば肌にも良い!
と思いがちですが、摂取量の基準として100㎎/日が設定されています。
それ以上とっても余分なビタミンCは、排泄されてしまうので過剰な摂取は控えましょうね。
ビタミンCが豊富な食材としては、ゴーヤが1本で約145㎎、赤ピーマン1個で230㎎、アセロラ1個で102㎎、キウイ1個で59㎎ですが、ゴールドキウイだと1個で119㎎gも摂れます。(さすがゴールドは違います)
●ビタミンE
ビタミンEの摂取目安量は成人男性で6.5㎎/日、女性の場合は6㎎/日となっています。
通常の食生活であれば摂りすぎるということはないのですが、摂りすぎてしまうと吐き気や下痢などを起こす場合もあるので摂取量には、気をつけましょう!
ビタミンEは油などに多いとされていますが、油で必要なビタミンを摂るとなると健康面での影響がきになりますよね?
そこでオススメできる食品は、アーモンド、かぼちゃ、うなぎなどです!
アーモンドは、10粒で約4.1㎎、西洋かぼちゃは、100gで4.7㎎、うなぎは、100gで5.3㎎となっています。
自分の好きな食べ物から意識して取入れてみてください♪
【ホルモンバランスの乱れ】
保湿力に大切なのがコラーゲンや、ヒアルロン酸です。
この2つは、肌の弾力やハリを保つのに重要な成分となります。
コラーゲンやヒアルロン酸を維持するために必要なのが、女性ホルモンであるエストロゲンです。
女性らしく生きていくためにエストロゲンはもっとも重要で、年齢を重ねていく事で減少する傾向があり、ホルモンバランスが乱れる原因になるので、注意しましょう。
エストロゲンの分泌が低下すると、コラーゲンやヒアルロン酸も減少してしまい乾燥肌になることがあります。
ストレスや睡眠不足、疲労の蓄積などもホルモンバランスを乱すようなことには、注意しましょう。
【過度なスキンケア】
皮膚の構造でもお伝え致しましたが、皮膚は1.5㎜~2㎜ほどの厚さで表皮は特に0.2㎜~0.3㎜と物凄く薄いので、洗い方やスキンケアの仕方を間違えるとすぐにキズ付いてしまいます。
ゴシゴシと擦りすぎることや、洗浄力の高い洗顔を使うこと、一日に何度も洗ってしまうなどはホントNGです。
ラウレル、ラウリルなど硫酸系やスルホン系は洗浄力が強い成分なので、ラベルで上位表示されている場合は、あまりオススメは出来ないと思います。
また、厚化粧で全く落ちないからと言ってゴシゴシ顔をこするのはやめましょう(笑)
肌は弱酸性ですので、皮膚に優しいアミノ酸系のスキンケア商品はいいかもしれません。
おすすめの乾燥肌の治し方!
<生活習慣の見直し>
肌のターンオーバーに必要な時間は、就寝してから3〜4時間と言われています。
入浴後、体温が下がりつつある時が眠るタイミングとしてベストと言われます。
しっかりと身体を温め、3〜4時間以上は深い眠りが取れるようにしましょう。
<食生活の見直し>
必要な栄養については、乾燥肌になる4つの要因を参考にしてください。
野菜は、緑黄色野菜を意識して摂ると良いです。
果物は、グレープフルーツやりんご、いちごなどがビタミン類が豊富なのでオススメです。
<ホルモンバランスを整える>
女性ホルモンは、腸内環境、ストレス、疲労などの影響を受けやすいものです。
便秘にならないように気をつけること、ストレスを溜めないように、身体を休めることを意識しましょう。
ホルモンバランスは女性ホルモンであるエストロゲンの分泌の低下が主な原因だったりします。
そんなエストロゲンの役割をサポートしてくれる成分と言えばイソフラボンやプエラリアです。
イソフラボンは、大豆製品に多く含まれています。
イソフラボンは大豆の胚芽に含まれるポリフエノールの一種でエストロゲンと同様の効果があるようです。
一日の摂取目安は75㎎です。
木綿豆腐半分で約42㎎、納豆1パックで約35㎎、豆乳は無調整や豆乳飲料でピンキリですが、ラベルに記載していることもあるので参考に。
プエラリアはミャンマーやタイに自生するマメ科の植物。
バストアップや更年期の症状に効果が期待できることで有名で、大豆イソフラボンの40倍も高い効果があります。
プエラリアは、販売や栽培に対して規制がある貴重な食品です。
食品そのものは、手に入らないのですがサプリメントで手軽に摂れることができます。
ホルモンバランスを整え、女性らしい体も手に入れちゃいましょう♪
<スキンケアの見直し>
乾燥肌に効果のあるスキンケアと言われても、沢山ありすぎて何を選んでいいかわからないって余計な悩みが増えますよね(^^;)
乾燥肌には、保湿力・浸透力、それから肌に優しい成分が大切です。
ということで、乾燥肌に悩んでいるなら、乾燥肌のために作られたuru-fla美hada(ウルフラビハダ)はオススメです。
uru-fla美hadaは、水よりも肌の水分に近いフラボノイドウォーター成分が配合され、高い保湿力で24時間しっとりが続くと言われています。
ヒアルロン酸・ユズ果実エキス・コラーゲンが潤いを与えて、顔はもちもちプルプルに!
乾燥肌に効果的な有効成分が28種類!
界面活性剤不使用、着色料不使用、鉱物油不使用、合成香料も不使用と肌に優しいスキンケアです。
肌につけた時の浸透力も高くてすぐに肌が吸収してくれる感じです!
夜寝る前にしっかりとスキンケアをしても、朝になったらカサカサしたり肌が突っ張っていては、乾燥肌の改善にはなりません。
一日中、潤いが続かなければ、肌を守ることもできません。
乾燥肌を治すためには、肌をしっかり守ってくれるウルフラビハダを試してみてください!
まとめ
☆顔の肌が乾燥するメカニズム!
☆カサカサ肌になる4つの要因
☆おすすめの乾燥肌の治し方!
乾燥肌になる要因や肌のメカニズム!から日常で出来る対策方法などまとめてみました。
乾燥肌は、普段の生活習慣から気を付けて体質的な改善が必要です。
冬や秋はもちろん、一年通して乾燥肌を意識して整える様にしましょう。