春になると、やっぱり鼻水と目のかゆみ。
毎年この時期やってくる花粉症!
ホント辛いですよね!
この時期はどうも頭痛が辛くて…、なんて方も実は花粉症が原因だったり!
花粉症対策でマスクをするとお化粧が崩れる、なんて経験があります。
外出するのも億劫です(TT)
突然、花粉症を発症した!なんて方もいますよね?
いつ誰が花粉症になるかわからないからこそ厄介…
だからこそ、先取りで春に向けて早めの花粉症対策をしましょう!
花粉症になる原因とは?
厚生労働省によると花粉症にかかっている人がどの程度いるかは、はっきりとわかっていないらしいんです。
でもおおよそ、日本人の約20%は花粉症であるとされているんですよ。
花粉症といっても様々な種類がありますが、もっとも多いとされているのがスギ花粉!
何を隠そう私もまさにスギ花粉が原因の花粉症患者なんです(辛)
生まれたときから花粉症ではなく突然、花粉症になってしまいました。
花粉症になるパターンってそんな方がほとんどではないでしょうか。
職場でも、去年までは「毎年大変だね~可愛そうに(-_^)」なんてニヤけていた人が、今年になって鼻水とくしゃみが止まらない!なんて事もありました。(ざま~みろ!笑)
さてさて、
ところでなぜ、花粉症は発症してしまうんですかね?
見るのも辛い方、申し訳ありません!
御存知の通り、そもそも花粉症はアレルギーの一つです。
花粉が体内に入ったから花粉症になるわけではなく、花粉症のアレルギー素因を持っている人が反応して起ります。
わたしたちの体内に入った花粉に対して身体が異物として捉えて反応します。
これを免疫反応と言います。
花粉を異物と認識すると、この異物(抗原)に対する抗体を作り、再度侵入した花粉を排除しようとする反応のことです。
この免疫反応が過剰になりアレルギーとなります。
つまり免疫が関わってくるということですね!
これが花粉症になる原因です。
このしくみは花粉症に限ったことではなく、アレルギーの症状が出るのはこのしくみによって起こる訳です。
もともとアレルギーが出やすい人は、花粉症にかかる可能性も高いと言えるかもしれませんね。
そして花粉症の発症原因や悪化原因としては、年々飛散する花粉の増加、母乳より人工栄養(粉ミルク)にすること、食生活の変化、腸内細菌などと言われています。
また、大気汚染や喫煙なども花粉症の増加に影響していると言われています。
腸内細菌のバランスを正常に保つことは、免疫力に関わっています。
特に体内の免疫細胞の50~60%以上が小腸に存在しています!
小腸は胃で消化された食べ物をさらに分解し、栄養分を吸収する役割があります。
小腸を伸ばすと約6mの長さにもなり、小と言いながら臓器ではもっとも大きいんです。
免疫細胞が外敵と戦う主戦場という訳ですね。
腸内環境を正常に保つことが、免疫力の低下を防ぐのです。
また、赤ちゃんは母乳から栄養やビフィズス菌などの善玉菌をもらうと言われています。
この善玉菌が腸内環境を正常に保つんですが…粉ミルクが悪いわけではありません。
母乳は、個人差もあるし粉ミルクにしなければならないという人だっています。
離乳食に切り替わり、ビフィズス菌を摂れるようになったら、食べさせてあげれば良い訳です。
花粉症を悪化させないための予防方法
花粉症の症状は悪化することがあります。
くしゃみや鼻水だけでなく頭痛も始まったり、目元が渇いて変色してしまったり。
仕事に集中することや日常生活もままならなくなってしまいます。
今まで服用していた薬も効果が薄まり、薬もさらに強くなる…ということがあります。
そうならないためにも、事前対策してなるべく和らげておくことが大切です。
<花粉症を悪化させないための予防方法>
①花粉シーズン2週間前からアレルギー薬を服用する!
花粉症の薬って、症状が出てからと自覚して服用するものなんじゃないの?
て思いますよね。
私も、薬って症状が出てからしか処方されないものだと思ってました。
予防として、花粉症シーズンになる2週間くらい前に抗アレルギー薬を服用することで、シーズンに入った時に症状が軽くなると言われています!
抵抗力を高めるインフルエンザの予防接種のようなものですかね。
アレルギーは出てからでは、遅いってことです。
かかりつけの耳鼻科などに相談して、薬をもらってみてくださいね!
②花粉が一番多く飛散する時間は、外出に気をつける!
花粉は昼前後と夕方に多く飛散するとされています。
特に春先など花粉シーズンになると、飛散が多い日などの情報も見ることができますよね。
花粉が多く飛散する時間帯は、難しいですが極力外出を控えるか、花粉がつきにくいすべすべした服装を選ぶ、マスクやメガネをして花粉を体内に入れないようにするなどを心がけましょう!
・午後10時~午前2時の間には、熟睡できるような睡眠をとる!
・消化に悪い食生活にならないように気をつける!
・腸内環境を整えるために、ビフィズス菌や乳酸菌を摂る!
・疲れをためない!
・たばこやアルコールは、控える!
このあたりがポイントになります。
腸内環境は、何度もいいますが腸内環境を整えることは免疫力を高めることに繋がります。
腸内環境が悪いと便秘や下痢などの症状も出やすいので、目安と言ったら変ですが注意しましょう。
春を乗り切る花粉症対策ポイント3つ
さて、今年の春の花粉シーズンを乗り切るための対策を先取りしていきましょう!
基本的といえばそうなのですが、これが中々継続出来ないものなんです(^^;)
①帰宅後は、まずは服を叩いてからドアを開ける。そして必ず手洗い・うがい・洗顔!
本当に基本的なことですが、やってない人がけっこう多いのが手洗い・うがいです。
小学校の時はよく言われていましたけど、今日はいいや!って面倒くさがった事ありますよね?
粘膜や皮膚についた花粉を落とすために実際大切なのが手洗い・うがい・洗顔なんです。
花粉はとにかく体に付着しやすい。
花粉は、鼻の粘膜や口の中に入り喉に付着したりしています。
また花粉が手についた状態で目を擦ったらさぁ大変!
必ず外出後には、手洗い・うがいは、基本です。
そして顔に付着した花粉を落とすために洗顔も忘れないでくださいね!
服は玄関前で叩いてから家に入りましょう!
極力花粉は持ち込まないという心掛けが大切です。
これは、自分はもちろんご家族と暮らしている場合は自分以外の方にも行ってもらいましょう!
僕は花粉症じゃないからと、ドカドカ家に入られては、たちまち花粉が飛び回ってあなたに襲いかかってきます。
②和食中心で発酵食品を食べる!
腸内環境を整えるためには、善玉菌が優位な状態にあり、悪玉菌がおとなしくしていることです。
善玉菌の数が減ったりすると悪玉菌が活性します。
善玉菌を育てるためにオススメなのが和食です。
消化も良く、日本人の体に合っている和食を食べることが大切です。
発酵食品である納豆や味噌、醤油、ぬか漬けや麹漬け、甘酒などは、善玉菌を増やすための食品です。
普段の生活の中で摂り入れて行くには、和食適していますよね。
毎日、発酵食品を摂ることを意識しましょう!
③緑茶を飲む!
ポリフェノールの中でもカテキンは、粘膜を保護する働きがあります。
このポリフェノールとカテキンですが甜茶と緑茶がおすすめです!
甜茶ポリフェノールには、抗炎症作用と抗アレルギー作用があるので、目のかゆみやくしゃみ・鼻水を抑える効果を期待できるんですよ。
そしてカテキンですが、鼻水や鼻詰まりに効果があるとされています。
効果を高める飲み方は、熱湯で入れたお茶を熱いうちに飲むことです。
カテキンの吸収率が高まるとされています!
そしてとくに渋みの強いものだとカテキンの量も多いとされていますよ!
カテキンは、200〜300mg/日は、飲んだほうが良いようです。
お茶1杯で約100mgのカテキンが含まれるので、1日に2〜4杯くらい飲めば300mgは摂れるかと思います。
花粉シーズンでは、水筒にいれて常に飲めるように持ち歩いては、いかがですか?
私は、帰宅後に毎日緑茶でうがいしたりしていますよ。
花粉症対策は、春だけではなく一年を通して行うようにしています。
そのため年々、少しづつ軽くなってきたように感じています!
まとめ
春の花粉症シーズン前にできることは、たくさんあるということを知っていただけましたか?
1.花粉症になる原因とは?
2.花粉症を悪化させないための予防方法
3.春を乗り切る花粉症対策ポイント3つ
の3つのテーマでお話させていただきました!
いつも花粉症の症状で悩んでいる方に、少しでも症状が軽くなっていただきたいのでぜひ実践していただけたらと思います。
花粉対策には、薬やグッズも数多く発売されていますが、食事や飲み物など意識して対策するのも大切だと思っています(^^)
最後までありがとうございました。