肌のカサカサ!こんな対策方法を簡単にマスター!!


肌のカサカサって辛いですよね。

肌に潤いが無くなるとザラザラして硬くなって、ささくれが出来たり、指がピリっと切れたりすると大した傷ではないけれどチクチク気になって仕方がない。そんな乾燥肌対策とは?

最近はエアコンがついているのが当たり前になっていて、乾燥肌になってしまう人も多いはずです。

エアコンが無くても暑い日は扇風機にガンガンあたり、寒い日はヒーターでぬくぬく暖をとるでしょう。

お手軽で便利な扇風機やヒーターでも、肌はカサカサに乾燥してしまいます。

そんなカサカサ肌になる前に、外側からだけの対策だけではなく、内側からも肌対策ができるんです。

今回は肌を守る対策方法をご紹介しましょう。

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【カサカサ肌の理由】

敏感肌の人、オイル肌の人、適度に肌が潤っている人などなど、人によって肌の状態はまちまちで、十人十色ですよね。

それでも『この時期は肌がカサカサしちゃうんだよー』という季節があります。

そう!湿度が下がる寒い季節です。

この時期はみなさん苦労していると思います。(かくいう私は、夏はオイル肌だけど節々はカサカサ、冬はあちこちの肌がガッサガサで粉もふいちゃいます。その上かゆくてかゆくて!)

ではなぜ寒くなると、肌が乾燥してカサカサしてしまうのか。

それには血流が関係しています。

夏の暑い時期は、体温を下げるために汗をかきます。このときに一生懸命に血流をめぐらせているんです。

しかし寒くなると汗をかかなくなり、反対に体温が奪われるのを防ぐために血管が収縮して、血流が悪くなります。

そうなると体の末端(指先や足先)まで栄養が行き渡らなくなり、冷え性だけでなく皮脂が減るなどの肌トラブルの原因にもなってしまいます。

1年中カサカサの乾燥肌の人は、もしかしたら体質のほかに血流が良くないのかもしれません。

【肌を守る成分】

先ほど挙げた「汗をかかなくなる」も重要ポイントです。

夏のことを思えば汗をかかないのって楽ですよね。ベタベタしないし、汗ジミを気にしなくていいんですから。

しかし!

汗には肌の潤いを守るための、大切な成分が含まれているんです。

ミネラル

尿素

乳酸

汗に含まれるこの3つが、カサカサから肌を守ってくれています。

1つ目のミネラルはみなさんもよく聞きますよね。

汗には少しですが、マグネシウムやカリウムのミネラルが含まれているんです。

では具体的にミネラルとは何かというと、カルシウムや硫黄、マグネシウム、カリウムなどの栄養素として必要な元素のことをいいます。(無機物ともいいます)

体は主に酸素、水素、炭素、窒素でできていますが、5%ほどは他の色々な元素でできていて、それをミネラルと呼んでいます。

このミネラルは体内で作ることができないので、食事で摂るしかありません。

しかし、マグネシウムや硫黄が含まれている温泉によく入る人は、肌がキレイなことが多いですよね。

それはミネラルが含まれる温泉に入ることで、肌に大切な成分が浸透するからなんですね。

食べ物ではのりやワカメなどの海藻類や、健康食品でおなじみの納豆に多く含まれています。

2つ目の尿素は肌の中で水分を保つという大事な役割を持っています。

保湿クリームにも尿素が入ってるものが多いのもうなずけます。

尿素にはもう1つ役割があります。たんぱく質を分解する働きです。

硬くカサカサになってしまった角質(肌の1番表面の部分)も、たんぱく質でできているので、尿素が分解して柔らかくしてくれます。

肌のカサカサから守ってくれる素敵な成分なのに、なぜ尿素という名前なのかというと、文字通り尿に多く含まれるからなんです。

最終的に体内でいらないものは排泄されます。

排泄される前の最終形態はアンモニアなんですが、アンモニアは有害で体内にそのまま貯めておくには都合が悪いわけです。

そのため体内でアンモニアから安全な尿素に変換しているんです。

3つ目の乳酸は、運動すると体内に蓄積されることで有名ですね。

そんな乳酸は弱酸性の人の肌を、そのまま弱酸性に保つ働きがあります。

なぜ弱酸性が良いかというと、pH(ペーハー。酸性・アルカリ性を表す単位。低いほど酸性が強い。)が低いほど肌に浸透しやすい反面、肌は薄いのでそれだけ負担をかけてしまいます。

肌は元々弱酸性なのでいくら肌に浸透しやすくても、酸性が強すぎると良くありません。

乳酸はそんなデリケートな肌を、ベストな状態に保ってくれるんです。

そんな乳酸は化粧水や保湿クリームなど、お肌のお手入れアイテムに含まれています。

【カサカサ対策方法】

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ここまでご紹介した通りはデリケートで、汗は肌を守ってくれていることがわかりました。

ではカサカサ乾燥肌にならないためにはどんなことをすればいいのか?それがこちらです。

・肌を傷つけない

・お風呂の入り方

・食べ物に気をつける

このような対策でカサカサ肌は防げます。

まず最初の「肌を傷つけない」は、洗顔や入浴のときにゴシゴシ洗わないことです。

メイクを落とすときはゴシゴシしてしまいがちですが、顔の肌は特にデリケートなので角質が傷ついてしまい、肌がカサカサする原因になります。

入浴したときに体を洗いますが、このときもゴシゴシ洗ってはダメです。

必要な分の皮脂が落ちてしまい角質も傷つき、こちらもカサカサ肌になってしまいます。

顔を洗った後とお風呂から出たあとも重要です。

ついた水分をタオルでグイグイ擦ってはいけません。

ここでも角質が傷ついてしまいます。タオルで押さえるようにトントンと、軽く吸いとるように拭きましょう。

次の「お風呂の入り方」は、熱いシャワーや長風呂はNGということです。

ゴシゴシ体を洗わなくても、熱いシャワーを浴びたり長く湯舟に浸かっていると、皮脂や肌に元々ある天然保湿因子が流れ落ちてしまうからです。

シャワーをサッと浴びてサッパリしたいときでも、熱々のお湯は浴びずにぬるめのお湯を浴びましょう。

お風呂に入る時間も、ぬるめのお湯に長くても20分くらいまでにしてください。

最後の「食べ物に気をつける」ですが、まずは飲み物に気をつけてください。

コーヒーや緑茶などのカフェインの多いものが好きで、飲む人も多いと思います。

美味しいですが、飲みすぎると利尿作用によって体外に水分が排出されてしまいます。

そうすると水分を摂っているはずなのに、水分不足になってしまいます。

こうならないためにもコーヒーなら1日に3杯くらいまで、緑茶ならコーヒーよりかなりカフェインが少ないので、10杯以上飲んでも大丈夫です。

夏ならミネラルも豊富なので麦茶がオススメです。

食べ物は上記に挙げた、のりやワカメなどの海藻類を食事に取り入れると良いです。

カットワカメを買ってきてお味噌汁に入れたり、のりならコンビニおにぎりでも手軽に食べられます。

もずく酢が好きな人はそれでもOKです。

お酒が好きな人はおつまみにピーナッツがオススメです。

ピーナッツにはカルシウムやカリウムなどのミネラルが、豊富に含まれています。

しかし、何事もほどほどが大切です。飲みすぎ食べすぎには注意してくださいね。

【まとめ】

今回ご紹介したカサカサ肌対策ですが、日々のちょっとしたことで改善されることがわかりました。

地球環境的にもカサカサ肌対策的にも、エアコンは少し控えたほうがいいかもしれませんね。電気代も節約できますし(笑)

それにしても夏場はイヤで仕方ない汗に、あんな効果があるとは思ってもみませんでした。

しかも今までは大事な汗を、イライラしながらタオルでゴシゴシ拭っていたんですから!ダブルでダメなことをしていました。

これからの暑い時期は気をつけたいと思います。

そしてカサカサ対策に海藻が良いとは知らず、食べる度に「体には良いけどお味噌汁にはなぜワカメ?」と思って食べてました。

次からはワカメに感謝しながら食べたいです。

それでも『こうしなくちゃ!』とあれもこれも一度に始めてしまうと、かえってストレスになってしまうので、みなさんもできることからコツコツ始めてみてくださいね。

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