タバコやお酒や暴飲暴食。
口臭といえば、失礼ながら男性の印象が強いようですが。
女性でもひどい口臭を撒き散らしていることもあるんですっ‼︎
というかむしろ女性の方が、タバコをくゆらせ長時間お酒を飲み続け暴飲暴食する方もいるような気がしますけど…(^^;)
とにかく、そんな女性の口臭漂う原因や対策をご紹介いたします。
気づいてない?自分の口臭がひどい訳
誰だって生きている限り体臭はある。
私だって女性の端くれです一応。
多少はシュシュっといい匂いをまとってお出かけすることはありますよ。
ですが、激しい猛暑となれば大量の皮脂や汗をかいて髪も顔も全身も、気づけばグッショリ脂まみれ!
例えば皮膚にはアクネ菌やマセラチア菌など常在菌が何百何千億とわんさかいますので、皮脂や汗を分解すると臭いを発生させます。
男性だから女性だからと言う前に生物ですから、体臭が出てしまうのはしょうがないじゃない!
そんな中、自他共にもっとも気になる臭いというのが口臭だそうです。
口臭はひどい怖い
引用元:口臭の社会生活への影響
日常どの場所であっても、口臭は気になるようで他人の発した口臭は約83%の人が迷惑だと感じているようです。
また、自分の口臭より若干他人の臭いが気になるようです。棚上げですね(笑)
うっ!としかめたくなる口の臭い。
なぜそこまで接近できるのかって……ようするに自分が気づいていないということです。
それが口臭のもっとも怖いところ!
資料を見ながら話したり、耳元でささやいたりと、距離が近くなるのがしょうがない状況もあるとは思いますが、もし自分の口臭に気づいていたら、少しは反らしたり手をあてたりと意識すると思います。
とはいえ、
息というのは無風状態だと4mくらいまで届いてしまうようです。
3階から1階の人に話しかけるような感じでしょうか?
さすがにそこまでに臭いは分散してしまいますが、感じにくい口臭なだけに、気づかないうちに周りに臭いを撒き散らし、不快にさせているかもしれません。
女性も口臭を撒き散らす5つの原因
何度もいいますが、女性も男性と同様に生物ですから口臭が出ることだってありますし、なにかしらの原因がそこにはあります。
<大まかにはこの5つ>
|
【歯を磨いていない】
意外と磨いているようで、表面の汚れだけしか落ちてない人は多いようです。
口の中には1000〜2000億もの細菌が生息しているそうです。
1000や2000でも気持ち悪いのに、億です!
歯を磨かなければさらに倍以上の数になるといいます。
もうすでにひどい臭いが漂いそうな感じです。
歯の間などに残った食べかすに菌が集まり、食事から3〜4時間ほどすると唾液と混じりネバネバした歯垢(しこう)になります。
さらに3日程度で白くて硬い歯石になってしまうようです。
放置すれば、むし歯や歯周病になりさらなる口臭が発生します。
食後すぐの歯磨きは歯を傷つけやすいといいますが、あまり気にする必要はないようです。
それよりも細菌と歯垢を取り除くために食後はなるべく早目に歯を磨きましょう。
ただ、炭酸飲料を飲んだ際には水で口をゆすいでから磨いた方がいいでしょう。
落としにくいのは歯と歯の間です。
歯間ブラシやデンタルフロスでしっかり食べかすを取ることをおすすめします。
デートで夕食を食べた後、歯を磨きたい気持ちになりそうですが、ひとまずキシリトールガムなど応急処置で噛んでおきたいですね。
【加齢】
年を重ねると体内の活動は弱まってしまうものです。
例えば唾液の分泌量。
ツバやヨダレなどいい印象はあまりないですが、唾液はもっとも自然に口臭を予防する効果があります。
口の洗浄や殺菌・抗菌作用があり、食べ物を飲み込みやすくし、さらに唾液に含まれる酵素は、炭水化物を分解して口の中における口臭や消化活動をサポートします。
年をとることで徐々に唾液の分泌量が減ってしまうと口が乾き、細菌も繁殖して口臭が発生しやすくなります。
もみ上げから奥歯あたりの顔のラインには唾液を分泌する唾液腺があります。
マッサージして唾液腺を刺激しましょう。
ガムを噛むのも唾液を分泌させる効果があります。
加齢といえばもう一つが口の渇き。
朝起きると口が渇いて粘り気があったりしませんか?
そんな時、自分の口が臭いと感じることがあるかもしれません。
普段口をポカンと開けていたり、鼻がつまりやすかったり、いびきや口呼吸が多い人は口臭が出やすい傾向があります。
もちろん唾液量が少ないというのもありますが、口の筋肉が衰えて舌が下がってしまっていることも原因としてあります。
舌って意外に重いって知ってますか?
350〜500g、缶ビールやペットボトルほどの重さがあるんです!
口の筋肉、特にアゴの筋肉が衰えれば舌を支えられなくなり口がポカンと開いてしまう訳です。
衰えた口の筋肉を鍛えて舌を支えられるようになれば、開いた口が塞がって、アゴのラインもシャープになり、いびきや鼻詰まりも解消、口の渇きもなくなることで口臭もなくなるという、いくつかの悩みを改善できるメリットにつながります。
口を鍛えるには、あいうべ体操が効果的です。
大きく開けてあ〜い〜う〜べ〜と声を出します。
べ~~~の時はベロをしっかり出しましょう!
1日10回は繰り返し行い、2週間ほどで改善していきます。
【タバコやお酒】
冒頭でもお伝えしたように、タバコやお酒は説明するまでもなく、それ自体が強い臭いを発するものです。
特にお酒は肝臓で分解され、酵素によって酢酸になり、水や二酸化炭素に分解され、汗や尿などによって排出されます。
その過程で発生するのがアセトアルデヒドという毒性のある成分。
アルコールよりも10倍ほどに臭いを放つというアセトアルデヒドですが、お酒を飲み過ぎるとアルコールの分解が追いつかなくなり、全身を巡って酒臭い(口臭)が撒き散らすようになります。
タバコにもアセトアルデヒドは含まれています。
現在の喫煙率は約19%といわれています。
男性では約28%で、女性は約9%です。
ピーク時の昭和40年代に比べ男性は50%以上も減少したようで、やはり世の中的には禁煙の方向に向かっているのが明らかなようですね。
意外にも女性の喫煙率は、全体的に低いもののピークと比べても特に減少もなく横ばいのようです。
今後、女性の喫煙率が男性を越えるなんてこともあるかもしれませんね。
マイボトルを入れて男性よりも淡々とお酒を飲み、タバコをくゆらせる知人がいますけど。
お酒の席はストレスを発散し、リフレッシュする楽しいひと時♫
とはいえ、口臭を抑えるためにほどほどにしましょう。
【便秘】
女性に多い便秘。
特に定義はありませんが、3日以上便が出ないと便秘とは言われています。
特に女性に多いのは直腸性便秘で、大腸からゴール目の前の直腸付近で停滞するパターン。
女性の場合、膣と腸管の隔たりが薄く便が膣側に押し込まれ溜まってしまうこともあります。
また、これも女性に多いダイエットですが食事制限して食べる量が少なくなると、腸への刺激が弱くなり、ぜん動運動がうまく働かず大腸に留まってしまうこともあります。
便が腸内に長く留まっていると、ガスが発生し、そのガスや便の成分などが血液に入り肺を経由すると口臭てして臭いを発生させてしまいます。
便意がなくても朝決まった時間に5分でも座ってみることで、便意を催す訓練になります。
なるべく息まずに自然に出すことが望ましいです。
背筋は伸ばさず前傾姿勢にすると直腸と肛門がまっすぐになり便が出やすくなります。
睡眠時間も合わせて約8時間の間は口に食べ物を取り入れないことで、消化機能の活動を休ませ、起きた時のぜんどう運動が活発に動きやすいといいます。
早めの夕食を意識して睡眠と同時に腸内の活動も休ませてあげましょう!
【ストレス】
ストレス社会と言われている現在。
鬱病など現代病といわれるさまざまな要因にストレスは大きく影響を与えているようです。
特にストレスは、自律神経に影響をあたえます。
自律神経は心臓を始め内臓や血管の働きや消化、ホルモンや酵素など分泌量、体温の調節など意識して動かせない体内の活動をコントロールしています。
ストレスにより自律神経が乱れると、消化機能が低下し、唾液が減少したり便秘にもなることがあります。
さらにコ抗ストレスホルモンが分泌されると性ホルモンの分泌量も下がり、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
ストレスは口臭を生産する元といっても過言ではありません。
仕事をするのも当たり前だし、買い物して家に帰ればご飯作ったり、洗濯したり。
女はほんと楽できないなと感じてますよ。
そりゃ疲れやストレスくらい溜まってるわよ!って方は多いと思います。
キッキカッカする気持ちも分かりますが、多少無理にでも笑顔になることが気持ちを豊かにする近道です。
本を読んだり音楽を聴いたり、自分の楽しいことに集中するとストレスは和らぎます。
幸せホルモンといわれるセロトニンは気分をリラックスさせてくれます。
セロトニンは腸で90%も分泌されるため、便秘を解消し笑顔を作り、ストレスを少しでも解消しましょう。
最近では石けんをナイフでスライスするのも気分転換に最高なんだとか?
終わりに…
今回は女性でも油断は禁物、ひどい口臭になふ5つの原因についてご紹介しました。
体臭は女として何とか踏ん張りたい気持ちがありますが、特に口臭となるとさすがに私もショックだと思います。
原因がいくつもあれば、何が自分に正しいかは難しい結論ですが、歯を磨くなど最低限は
やって欲しいです。
誰もが一番気にしており、迷惑だと感じる口臭。
時間をかけて一つ一つ改善策に取り組んでいくしかありませんね。